先日、いわき市平にお住まいの女性親子二人暮らしのお客様から畳の交換のご依頼をいただきました。近所にあった畳屋さんが廃業してしまい、どこに依頼すればいいか悩んでいたところ、SNSで当店を見つけていただき、ご来店くださいました。
ご依頼内容と現場確認
お見積もりの際、6帖間の畳の状態を確認させていただきました。築40年前後のお宅で、畳床は新築当時のままの藁床でした。しかし、長年の使用で藁床が弱くなっており、新しい畳表を使用するとシワが出てしまう可能性がありました。そこで、畳床材の交換を提案し、柔らかさが藁床に近いケナフ床での施工をお勧めしました。
畳表と縁の選択
畳表には熊本県産の松クラスを選びました。縁については、沢山の選択肢にお客様も悩まれていたため、見本帳をお預けし、施工当日までにお決めいただくことになりました。最終的に、大宮縁の「集(つどい)#5」を選んでいただきました。
施工当日
施工当日は朝8:30に伺い、タンスや仏壇などの家具を移動してから寸法を取らせていただきました。お客様は「へ〜、簡単にタンスを動かせるのねぇ〜」と驚かれていました。その後、15:00頃に新しい畳を搬入しました。当店では、畳の搬入前に掃除機掛けやカラ拭きを済ませてから納品していますので、敷き込み後は軽く掃除機をかけて納品完了です。
お客様の反応
新しい畳の香りにお客様は大変感動され、「どこかの温泉ホテルに来たみたいだわぁ~」と喜んでくださいました。さらに、畳の上に座り、柔らかい感触にも感動されていました。
その後の対応
後日、お客様から「畳の合わせ目がカシャカシャ音がする」とのご連絡をいただきました。すぐにお伺いし、床板のきしみや新しい床材が馴染んでいないために起こる音だとご説明し、ご安心いただきました。今後も何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいとお伝えしました。
このように、お客様のご要望に合わせた丁寧な対応と確実な施工で、安心してお使いいただける畳を提供させていただきました。
いわき市で畳の交換をご検討の方は、ぜひ小野畳店にご相談ください。丁寧な施工とお客様のニーズに応じた対応で、お部屋を新しく心地よい空間に変えます。
いわき市平 一級技能士のいる熊本県産表専店
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