私たちの畳店では、お客様の大切な住まいをより快適に、そして美しくするお手伝いをさせていただいております。今回は、最近行った襖と障子の張り替え工事について、皆様にご紹介したいと思います。
思いやりの心で、お客様のニーズに寄り添います
先日、いわき市平成1丁目にお住まいのお客様から、襖と障子の張り替えのご依頼をいただきました。築20年ほどのお宅で、ご親族の介護のために環境を整えたいとのことでした。お伺いすると、特に襖の取っ手周辺の紙が破れており、日々の生活に支障をきたしていることがわかりました。
私たちは、お客様のお悩みをしっかりとお聞きし、最適な解決方法をご提案いたしました。襖紙は、従来の新鳥の子紙から、より丈夫で長持ちする糸入り紙(織物襖紙)に変更することをおすすめしました。

美しさと機能性の調和を追求
お客様と一緒にカタログを見ながら、お部屋の雰囲気に合う襖紙を選びました。最終的に、落ち着きのある美しい色合いの「近江」という糸入り紙をお選びいただきました。障子紙は、耐久性に優れた特厚口の無地を使用し、シンプルながらも上品な仕上がりになりました。

工事後、お客様から「とても綺麗になって嬉しい」とのお言葉をいただき、私たちも心から喜びを感じました。お客様の笑顔を見ることが、私たちの仕事の醍醐味です。

地域に根ざした丁寧な施工
私たちの畳店では、一般のご家庭だけでなく、県営住宅等の公共施設の工事も承っております。年度末には退去に伴う襖張り替えの依頼が増えますが、それぞれのニーズに合わせて適切な材料を選び、丁寧に施工しています。
例えば、県営住宅の退去時には、コストパフォーマンスに優れた新鳥の子紙を使用しています。

新鳥の子紙は、以下のような特徴があります:
• 木材パルプを原料とし、機械で漉かれた洋紙です。
• 鳥の子紙の風合いを模して作られていますが、本来の鳥の子紙とは原料も製法も異なります。
一方、一般のご家庭には、より耐久性の高い糸入り紙をおすすめしています。糸入り紙(織物襖紙)の特徴は次の通りです:
• 和紙の上にガーゼのような織物を重ねた構造になっています。
• 織物の糸が組み込まれているため、「糸入り襖紙」とも呼ばれます。
私たちは、お客様一人ひとりのニーズに合わせて、最適な材料と施工方法をご提案いたします。長年の経験と技術を活かし、心を込めて作業させていただきます。
襖や障子の張り替えは、お部屋の印象を大きく変える素晴らしい方法です。和の趣を大切にしながら、現代の生活スタイルに合わせた快適な空間づくりをお手伝いいたします。
ご家族の介護や、お部屋の雰囲気の刷新など、どんなご要望にも丁寧に対応させていただきます。お困りのことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆様の暮らしがより快適になるよう、心を込めてサポートさせていただきます。

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