お客様の悩みから始まった畳替え
今回は、いわき市三和町にお住まいの女性から、築20年のお宅の畳を替えたいとのご相談をいただきました。
「洗濯物を畳むときに、畳の毛羽立ちがついてしまって困っていて…」というお悩みとともに、過去には畳にカビが発生した経験もあり、畳の張り替えを検討されていたそうです。SNSを通じて当店を知っていただき、お問い合わせくださいました。
お伺いしてお話を詳しくお聞きすると、これまで使用されていたのは天然い草の畳表。い草は香りが良くて風情がありますが、湿気が多い時期にはカビが発生しやすく、また長年の使用で毛羽立ちも目立ってきます。そこで今回は、カビが発生しにくく毛羽立ちもない「ダイケン和紙表」をご提案いたしました。
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和紙表と無地縁で、より明るく上品な空間に
和紙表は、特殊な加工が施された和紙を使った畳表で、カビやダニに強く、耐久性にも優れています。今回はその中から、淡い色合いが美しい「銀白市松#02(乳白色×白茶色)」をお選びいただきました。市松模様が上品で、お部屋にやわらかな明るさをもたらします。
畳縁には、大宮縁「集(つどい)#5」をご提案。柄のない無地縁は和紙表との相性がよく、すっきりとした印象になります。初めての和紙畳ということもあり、仕上がりに対する期待と少しの不安を抱かれていましたが、「部屋のイメージも変わっていいわね!」とおっしゃってくださいました。


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施工当日もスムーズに、そして感動の納品へ
施工当日は朝8時半ごろにお伺いし、畳をお預かりして工房へ。表替えの際には、畳の芯材である床(とこ)を丁寧に掃除し、新しい表を張って仕上げていきます。午後3時頃には新しい畳をお届けし、敷き込み作業まで無事完了しました。


納品後、新しくなったお部屋をご覧になったお客様からは、
「想像以上に明るくなって、まるで満開の桜の中にいるみたい!」と感動のお言葉をいただきました。これからの毎日が少しでも快適に、気持ちよく過ごせるようお手伝いできたことを大変嬉しく思います。
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畳は見た目だけでなく、手触りや空間の心地よさにも大きく関わる大切な存在です。
「最近なんだか畳が気になるな…」と思ったら、ぜひお気軽にご相談ください。お悩みやご希望に合わせて、最適なご提案をさせていただきます。

いわき市平 小野畳店
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