空き家でも安心!遠方からもご依頼OK|いわき市で障子の張替え施工事例

【1】東京都からのご相談。空き家の障子をきれいにしたい

今回ご紹介するのは、いわき市平中平窪にあるお宅で行った障子の張替え施工事例です。

最初にご連絡をいただいたのは、なんと東京都にお住まいのお客様からでした。

「実家の障子が破れてしまっていて…。新盆を迎えるので、きれいにしたいんです」

とお電話をいただき、お話を伺うと、いわき市にあるご実家が空き家になっており、10日に1度くらいの頻度で帰省しているとのことでした。そのタイミングに合わせて障子の張替えをしてほしい、というご要望です。

ご実家を大切に思うお気持ちが伝わってきたので、私たちもできる限りご要望に沿えるよう、スケジュールを調整させていただきました。

【2】100年以上の歴史ある建物に、約30本の障子

施工当日、お宅にお伺いすると、そこには30年前に移築・リフォームされたという、とても立派なお家がありました。もともとは100年以上前に建てられた建物とのことで、太くて立派な梁や柱、細部にまでこだわった造りに感動いたしました。

お客様は「母が亡くなって、今年が新盆なので…」と、30本以上の障子を張り替えるご依頼をくださいました。お母さまを想うお気持ち、そしてご先祖様をお迎えする準備を丁寧に整えたいというそのお気持ちに、私たちも心を込めて対応させていただくことに。

障子の状態は、やはり年月を感じるものでしたが、使われていた建具はとても質の良いもので、しっかりとした作りでした。こういった古くても良い材料を使って作られた建具は、今の時代ではなかなか見かけません。大切に受け継がれてきたものに触れると、職人としての責任もひとしおです。

【3】仕上がった障子に感動の声。遠方のお客様にも安心の対応

搬出した障子は、当店の工場で一枚一枚丁寧に張替え、約10日後に再度帰省されたタイミングで納品させていただきました。

納品時、お客様は仕上がった障子をご覧になり、「部屋がとても明るくなりました!」と喜んでくださいました。まるで家が息を吹き返したようだと、おっしゃっていたのが印象的でした。

遠方にお住まいのお客様にとって、実家のメンテナンスはなかなか大変なもの。ですが、事前にご相談いただければ、今回のようにご帰省のタイミングに合わせた施工や納品など、できる限りの柔軟な対応をさせていただきます。

【まとめ】

お客様の大切な思い出が詰まったご実家に、少しでも明るさやぬくもりを取り戻せたことに、私たちも喜びを感じています。

障子や畳は、家族の記憶とともにある存在です。だからこそ、ただ張り替えるだけでなく、心を込めて仕上げることを大切にしています。

遠方からのご相談でも大歓迎です。

いわき市内や近郊にご実家をお持ちで、お困りのことがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。親切丁寧に対応させていただきます。

いわき市平 小野畳店

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