1:畳表の産地と特徴を知って、安心な畳選び
畳替えを考えるとき、重要なのが畳表(たたみおもて)の産地です。主に「熊本県産」と「中国産」の二つがありますが、それぞれに特徴があります。熊本県産畳表は、い草の質が高く、艶やかな見た目と丈夫さが魅力です。質の高さから、使い続けるほどに天然の香りと心地よさが部屋に広がります。一方、中国産はコストを抑えたい方へ流通量が多く、価格重視の住宅で選ばれることも。ただし、耐久性や美しさで熊本県産に一歩譲る面があります。畳は毎日使うものだからこそ、安心して長く使える産地と品質で選ぶことが大切です。


2:価格と耐久性の違い~長く使うならコスパ重視で
畳表の価格と耐用年数は密接に関わっています。当店では、熊本県産畳表をおすすめしています。その理由は、多くのお客様が畳替えから10年以上使われるから。実際「5~8年が交換の目安」と言われますが、良い品質の畳表はそれ以上長持ちし、家族の憩いの場を支えます。価格表を参考にすると、並クラスの中国産畳表が約6,000~10,000円で交換できるのに対し、熊本県産の上級品は約9,000~30,000円まで幅広いラインナップ。初期費用は高めでも、耐用年数や美観でトータルコストはお得になることも多いです。
3:失敗しない畳店選び~信頼できる説明とサポート
畳替えの際、畳店の対応がとても大切です。一部のお店では「産地や品質の説明がなく、価格だけで中国産を使用するケース」も見受けられます。当店では、お客様一人ひとりのご希望を伺い、現物を見ていただきながら産地や特徴を丁寧にご案内しています。畳は交換頻度も少ないため、不安や疑問があれば何でもご相談ください。地域密着の畳店として、誠実で分かりやすいサポートを心がけています。畳のこと、お部屋のこと、些細なことでも遠慮なく聞いていただけるお店であり続けたいと考えています。

いわき市平 一級技能士のいる熊本県産表専門店小野畳店
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