暮らしを整える季節のメンテナンス|障子の張り替えから続くご縁で網戸も新しく(いわき市平中平窪)

夏のお盆前に障子の張り替え、そして秋に網戸のご依頼へ

いわき市平中平窪のお客様より、今年の夏前に「新盆を迎えるので障子を張り替えてほしい」とご相談をいただいたのが最初のご縁でした。

その後、秋も深まる10月、同じお客様から「今度は網戸をきれいにしたい」と再度のご連絡をいただきました。

お宅は60坪を超える広々とした平屋建て。お母さまが亡くなられた後、しばらく空き家の状態が続いていたそうですが、今後は貸し出しも視野に入れて少しずつお手入れを進めておられます。

お話を伺うと、「母が生前、一部だけ張り替えてくれた網戸はまだしっかりしているけれど、古いままの部分がボロボロで…」とのことでした。

網戸の色は、張り替えた部分がブラック色、古い部分がブロンズ色と統一感がなく、見た目にも気になっていたそうです。

今回は、全体をブラック色の網に張り替えることで、落ち着いた統一感と清潔感のある仕上がりになりました。

網戸の寿命と交換の目安|見落としがちな“住まいの劣化サイン”

障子や襖は破れたり汚れたりすると気づきやすいですが、網戸は毎日見ている分、劣化に気づきにくい場所でもあります。

一般的な樹脂製(ポリエステル・グラスファイバー製)の網戸は、およそ5〜10年が交換の目安。

紫外線や風雨にさらされる場所では、4〜5年での張り替えが必要になることもあります。

こんな症状が出ていたら、交換のタイミングです。

  • 網がたるんでいる、または穴があいている
  • 押さえゴムが劣化している
  • 色あせやホコリの付着が目立つ

「まだ使えるかな?」と思っても、実は見えない部分で劣化が進んでいるケースもあります。

特に虫の多い季節の前には、早めに点検しておくと安心です。

また、ステンレス製の網を選べば、15〜20年と長持ちすることもあります。

枠(アルミ製サッシ)の耐用年数は20〜30年ほどですが、戸車の動きが悪くなったり歪みがあると、部分的な修理が必要になることもあります。

目的に合わせたメッシュ選びで、風通しと防虫性のバランスを

今回のお宅では、見た目の統一感と使いやすさを重視し、24メッシュのブラック網を採用しました。

細かすぎず粗すぎないため、風通しと防虫効果のバランスがちょうど良く、住宅全体におすすめできるタイプです。

メッシュ数特徴防虫効果通気性向いている場所
18メッシュ風通し抜群・昔ながらの標準タイプ普通とても良い通風を重視する部屋・風の抜ける窓
24メッシュ一般家庭で最も人気・バランス型高い良いリビング・寝室など住宅全般
30メッシュコバエや微細な虫を防ぐ非常に高いやや落ちるキッチン・水回り・虫の多い地域

お母さんが亡くなり、現在お住まいになっていないお宅ですが、今後、お貸しになると言うことでメンテナンスをするために今回ご依頼いただきまた。

依頼主は、東京のほうにお住まいで、SNSで当店を見つけてご依頼いただきました。月に何度か帰ってくるタイミングで打ち合わせや施工をさせていただきました。

いわき市 小野畳店

網戸 障子 襖 クロス カーテン等、おウチのお悩みご相談下さい。

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