先日、内郷宮町にお住まいのお客様より、障子の張り替えのご依頼をいただきました。
これまでにも何度かお世話になっている方で、過去に大きな水害を経験され、その復旧の際には畳やふすまの納品を当店でお手伝いさせていただいたご縁があります。
住まいの環境や暮らし方が変わる中で、「今の生活に合った形に整えたい」というお気持ちに寄り添いながら、今回も施工を進めさせていただきました。
水害を乗り越えた住まいと、暮らしの変化
水害後しばらくの間は2階のお部屋で生活されていましたが、日常の動線を考えると階段の上り下りが負担になることもあり、現在は1階の6畳和室を寝室として使われています。
毎日使うお部屋だからこそ、少しの不便や気になる点も積み重なってしまいます。
今回は、保護猫を迎えたことで障子が破れてしまい、「寝室として使う部屋なので、きれいに張り替えたい」とのご相談でした。
障子を新しくするだけでも、お部屋の印象はぐっと明るくなります。

障子張り替えから、カーテンのご相談へ
無事に障子を納品した際、「朝日がまぶしくて…」と、もう一つのお悩みを打ち明けてくださいました。
障子の内側にカーテンを付けたいとのことで、カーテンレールの取り付けから採寸まで、その場で対応させていただきました。
さらに廊下のカーテンについても、「以前デパートでオーダーしたことがあり、今回もきちんとしたものを作りたい」とのご希望がありました。
サイズは幅278cm、高さ177cm。既製品ではなかなか合わないサイズです。
「これくらいのサイズだと、かなり高くなるでしょう?」と心配されていましたが、実際にはご予算の半分ほどでご提案できることをお伝えすると、とても驚かれていました。
カタログ「リリカラ LIETA vol.5」からドレープはET175、レースはET244をお選びいただきました。
オーダーだからこその満足感
採寸から製作、納品まで約1週間。
できるだけ早くお使いいただけるよう、段取りを工夫しながら進めました。
納品後には
「やっぱりオーダーは違うわね。とてもきれいで、想像以上」
「お願いして本当によかった」
と、嬉しいお言葉をいただきました。
オーダーカーテンをご依頼いただいたお客様からは、仕上がりの美しさや、お部屋にぴったり合う安心感について、同じようなご感想をいただくことが多くあります。
畳・障子・ふすまだけでなく、住まい全体の「困った」「どうしよう」に寄り添える存在でありたい。
そんな思いで、これからも一つひとつのご依頼に丁寧に向き合っていきます。




いわき市平 小野畳店






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