施工事例のご紹介:いわき市平中平窪での畳替え
こんにちは、いわき市平で畳店を営んでおります。今回は、いわき市平中平窪の新規のお客様からのご依頼に基づく施工事例をご紹介いたします。
お客様からのご依頼
50代の奥様より、当店のホームページをご覧いただき、畳替えのご依頼をいただきました。このお宅は、令和元年の水害で被害を受け、その際にい草の畳表で畳を新調されたそうです。しかし、夏にカビが発生し困った経験があるとのことでした。
施工前の調査と対策
既存の畳を剥がしてみると、カビ臭さがありました。水害後の修復時に使用された床板材が完全に乾燥していなかったため、床材の一部がカビていたことが原因でした。対策として、2週間ほどエアコンの除湿機能を使用し、竹炭パワーシートを敷くことでカビの発生を防ぐ準備を整えました。
畳床と防虫対策
幸い、畳床自体はそのまま使うことができました。しかし、ダニなどの害虫が気になるとのことで、マイトスタット防虫紙を床材と表の間に入れることにしました。これにより、清潔で安全な畳環境を提供することができます。
新しい畳表と縁の選定
今回の施工では、犬や猫を飼っているお宅のため、強度の高い畳表が求められました。お客様の要望に応え、ダイケン市松表(乳白色)を選びました。この表は、ペットの爪などにも強く、耐久性が高いのが特徴です。また、縁には大宮縁の「集(つどい)#5」を使用し、和モダンな雰囲気を演出しました。
施工後の仕上がり
施工後、奥様は「イメージ通りの部屋になった」と大変喜ばれておりました。新しい畳の清潔感あふれる空間が完成しました。お客様の満足そうな笑顔を見ることができ、私たちも大変嬉しく思います。
最後に
今回の施工事例では、水害後のカビ問題に対する対策や、ペットに強い畳表の選定など、お客様のニーズに合わせた対応が重要となりました。これからも、お客様のご要望に応え、高品質な畳を提供してまいります。畳替えをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
いわき市平 一級技能士のいる 小野畳店
店主
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