築60年の平家が明るくよみがえる!畳・襖・障子のリフォームで快適な和の空間へ【いわき市の施工事例】

住み慣れた和室を、安心で快適な空間に

今回は、いわき市常磐松久須根町にお住まいのお客様から、和室リフォームのご依頼をいただきました。ご実家は築60年以上になる立派な平家で、昔ながらの味わい深い造りが印象的なお宅です。

ご両親のこれからの生活を考えて、畳替え、襖(ふすま)の張り替え、そして障子の修繕をまとめてご依頼くださいました。実際にお話を伺うと、ご両親は85歳になられてもお元気で、畑仕事や草刈りなどを日課として過ごされているとのこと。そんなお二人のお話からは、長年住み慣れた家への愛着が伝わってきました。

湿気・隙間風対策もバッチリ!畳の下地から丁寧に施工

今回施工させていただいたのは、8帖・8帖・6帖の3部屋。すべての畳を一新することになりました。築年数の経過により、畳の下地となる床材がかなり弱っていたため、床材そのものから交換。使用したのは55ミリの建材床で、耐久性と断熱性を兼ね備えたしっかりとしたものです。

また、床板には隙間があり、冷気や湿気が心配されるとのことで、「竹炭パワーシート」を敷いて調湿・防カビ対策も万全に整えました。表には熊本県産の「梅クラス」の畳表を使用し、縁(へり)には大宮縁のノーブル#20を選定。上品で落ち着いた仕上がりに、お客様にもご満足いただけました。

昔の面影を残しつつ、新しい快適さをプラス

襖には、近江#935を使用。張り替えの際、下地から出てきたのはなんと昭和35年の新聞紙。当時の暮らしや話題が垣間見え、ちょっとしたタイムカプセルのようでした。こういった出会いも、リフォームの魅力のひとつです。

障子には、厚手の無地和紙を使用。経年劣化によって動かしづらくなっていた襖や障子も、丁寧に建て付け調整を施し、スムーズに開閉できるように修繕しました。

畳替えには三日間、障子・襖の張り替えにはそれぞれ二日間ずつかけて、しっかりと時間をかけた丁寧な作業を行いました。毎日少しずつ新しくなっていく和室の様子に、お客様からは「新しい畳の香りに癒される」「部屋が明るくなって毎日帰るのが楽しみ」とのお声をいただき、私たちも大変嬉しく思っております。

また、「畳、襖、障子を一緒に頼めて本当に助かった」とのお言葉も。まとめてご依頼いただくことで、手間も減り、全体の調和がとれた空間づくりが実現できます。

いわき市平 一級技能士のいる熊本県産表専門店小野畳店

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