築30年のお宅でも、畳と襖をきれいにするだけで、こんなに気持ちよく暮らせるようになるんです。今回は、いわき市平山崎のお客様のご自宅で行った、仏間と玄関の畳替え、そして本襖の張り替え工事をご紹介します。
■ ご依頼のきっかけは「線香の焦げ跡」でした
以前にも畳替えでお世話になっているお客様から、再びご連絡をいただきました。
「仏間でお線香を焚いていたら、うっかり畳を焦がしてしまって…」
そんなご相談でした。仏壇のある部屋だからこそ、毎日目に入るたびに気になってしまいますよね。お気持ち、とてもよくわかります。
今回施工したのは、仏間の8帖と、玄関の上がり口にある丈の長い畳3枚。合わせて6枚の畳を新しくさせていただきました。

■ 築30年でも「表替え」で十分きれいになります
実際に畳の状態を確認すると、床材(芯)はしっかりとした状態を保っていました。畳は、表面のい草の部分(畳表)と、中の芯材(床)に分かれています。芯がしっかりしていれば、表面だけを新しくする「表替え」という方法で、費用を抑えながら美しく仕上げることができます。
今回使用した畳表は、熊本県産の最高級い草。当店でもっとも人気のある「松クラス」のものをお選びいただきました。縁(へり)には、綿糸で丁寧に艶付け加工を施した「大宮縁・御座縁 #100」を採用。環境にやさしい純綿素材でありながら、見る人に「素材の良さ」や「品格」を感じさせてくれる、ひときわ個性的な縁です。


新しい畳が並んだとき、部屋の空気がすっと変わるような感覚があります。い草の自然な香りと、きりっとした縁の美しさ。それだけで、仏間がぐっと凛とした雰囲気になりました。
■ 「ついでに襖も」が、正解でした
畳を新しくすると、今度は襖のシミが気になり始めた、とのことで、本襖の張り替えもあわせてご依頼いただきました。
これ、実はとてもよくあることなんです。畳がきれいになると、お部屋全体の印象が変わって、今まで気にならなかった壁や建具の汚れが目に入りやすくなります。「畳の次は障子が気になってきた」というお声も、よくいただきます。
今回の襖紙には、高級織物襖紙「朱雀 #169」を使用。上品な風合いと存在感が、仏間の落ち着いた雰囲気にぴったり合いました。


納品後、お客様からこんなお言葉をいただきました。「部屋が明るくなって、畳の香りに癒されます。シミが気になっていた襖もきれいになって、家族みんなが喜んでいます」。こちらまで嬉しくなるお言葉でした。
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