畳の新畳とは?
Q 新畳って何?
A 今ある畳をすべて新品にすることです。
ゴザ・縁・畳床全てが新しくなります。
交換目安▶︎新しい畳から20年〜25年
「新畳」とは畳を全て新品に変えることを言います。
通常「畳替え」は畳の表面のゴザと畳縁だけを取り換える「表替え」が主流ですが、お客様にとっては「新畳」は「表替え」とは違い簡単でスピーディーな施工かもしれません。
具体的な畳を変えるタイミング
□ 弾力性が無い
□ 凸凹が激しい
□ 隙間が出て来る
□ ささくれや傷がある
□ 緑(へり)の変色
□ 日焼けが目立ってくる
この項目に当てはまる方は畳の替え時です。
しかし畳を変えるタイミングとしては素人目ではわかりにくい場合もあります。お客様が判断できない場合は、プロの目で診断させていただきます。お気軽にご相談下さい。
カビが発生しやすいケースと対策
畳床の強度は、ほぼ湿度で決まります。
湿度の高い部屋ほどカビの発生が起き、寿命が短くなります。
カビの発生しやすいケース
・和室の窓・ふすまを一日中締め切っている
・部屋の位置・家具の配置場所が悪い
・コンクリートマンションで気密性が高い
ボコボコしていたり、いつも湿っているような場合は、新畳になることが多いです。
また、腐り・害虫被害の場合も新畳をおすすめします。(害虫被害は、別の対策方法もあります)
カビ対策
カビ対策は「3要素うち1つでも排除がポイント」
畳表は有機物の畳を使用していますから条件が整えば、どうしてもカビが生えます。
わかりやすい例で言うと生鮮食品を空気中に放置したままに置いておくと、すぐカビが生えてくるのと原理的に変わりありません。
また、畳表は水分を吸収しやすいので、室内が湿気過多になり、不健康な状態になるとカビが生えてきます。
カビは3要素(栄養・湿度・温度)で発生します。この要素のうち1つでも排除できればカビの抑制につながります。
特に一年目の畳表を変えて青味のあるうちは、い草に栄養分が多い状態ですので、梅雨の時期から気温の上がる夏にかけて、次のことを心がけると効果的です。
・エアコンで温度や湿度を下げる
・1日に1回は部屋の換気を心がける(空気が淀まないようにする)
・部屋の掃除を心がける
・洗濯物の部屋干しは除湿機と併用するなど(湿度を下げる)
新畳ラインナップ
当社独自の機能比較グラフによって品質と価格をわかりやすくご紹介します。
機能比較例
機能別の解説
当社のホームページでは、お客様がしっかり理解した上で選んでいただくため、これらを右の4つの指標とチャート図で表現しています。
弾力性:座った時、歩いたとき、寝転んだときのクッション性
吸放湿性:畳の天敵の湿気への対応力
人気度:お客様からの人気具合。
耐久性:畳の強度、使用できる年数に違い
建築材
木質繊維やポリスチレンフォームを使用したものです。ダニカビなどが発生しにくいです。
1畳:+7,000円(税込7,700円)
ケナフボード入り畳床
建材床・わら床のいいとこ取りです。
人にも環境にも優しい畳床です。
1畳:+8,000円(税込8,800円)
わら床
乾燥した稲わらで出来た昔ながらの畳床です。わらの独自ながらの柔らかな感触が楽しめます。
吸放湿性に優れています。
1畳:+11,000円(税込12,100円)