いわき市内郷宮町:水害被災者のための修理記録
いつも当店をご利用いただきありがとうございます。今回は、いわき市内郷宮町の水害による被害を受けた80歳代の女性からのご依頼についてご報告いたします。
被災状況と修理内容
令和5年9月の水害で被災したお宅で、8帖2部屋と6帖2部屋に新床畳を納めました。以前の令和元年10月の水害でも被害にあったお宅で、今回は床上70cm〜80cmで中規模半壊と判定されました。高齢の被災者のため、応急修理制度と被災者生活再建支援金を活用し、予算の都合により6帖の茶の間だけケナフ床を採用し、その他の3部屋は建材床を使用しました。
施工内容
表材には、前回と同様に熊本県産の畳表を使用しました。縁には大宮縁の「鯔背(いなせ)#20」と「HANA香織 #7」を組み合わせ、お部屋に華やかな雰囲気をプラスしました。
お客様の満足度
最近の水害被災者の中には、和室からフローリングに変更するケースが多い中、施主の方は畳を選択されました。施工後の部屋を見て、「やはり畳でないとダメだ」と喜んでいただけました。ケナフ床も満足していただき、安心してご利用いただけることを心より嬉しく思います。
最後に
水害による被害は大変厳しいものですが、応急修理や生活再建支援金などの制度を活用し、被災者の方々のご要望にお応えできることを心より嬉しく思います。
いわき市平小野畳店
一級技能士のいる熊本県産表専門店
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