

縁無畳が傷んできたら、まず床材の状態を確認しましょう
和紙表や天然い草の目積表を使った縁無畳は、洗練された見た目と素足に心地よい感触が魅力ですね。でも、どんなに良い畳でも年月とともに少しずつ傷んでくるのは避けられません。「そろそろ替え時かな」と感じ始めているお客様からのご相談が、最近とても増えています。
畳の張り替えをご検討の際、最初に確認したいのが床材(畳床)の状態です。
床材がまだしっかりしていれば「表替え」といって、畳の表面だけを新しくする方法が選べます。費用を抑えられるうえ、工期も短く済むので、多くの方に喜ばれています。一方、床材が傷んでいたり、湿気でへたってしまっている場合は、床材ごと新しく交換する「新調」が必要になります。

また、見落としがちなポイントが畳の厚みです。30ミリを下回る薄い畳の場合、表替えの施工が難しいと判断するケースが多く、その際は新調をおすすめすることがあります。「表替えできると思っていたのに」とならないよう、まず一度プロに見てもらうことが大切です。
縁無畳から縁付き畳へ。イメージチェンジも楽しみのひとつ
床材の状態が良く、表替えができると判断できた場合でも、実は縁無畳の表替えは施工難易度が高く、費用が割高になることがあります。
そこでご提案したいのが、今の床材をそのまま活かして縁付き畳にリフレッシュする方法です。縁付き畳というと「古い和室のイメージ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、最近は縁のデザインも豊富で、モダンな柄から落ち着いたシックな色まで幅広くそろっています。縁無畳とはまた違った、凛とした和の雰囲気を楽しめると、リフォーム後に喜んでくださるお客様もたくさんいらっしゃいます。
部屋のイメージが変わることを、ぜひ「模様替えの楽しみ」として前向きに捉えていただけると嬉しいです。
なお、逆のパターン——縁付き畳の床材を使って縁無畳に表替えすることは、施工工程上できません。縁無畳に戻したい場合は、床材から新しくする必要があります。この点はよくご質問をいただくので、あらかじめお伝えしています。
どうぞお気軽に。まずは現状を見せてください
「表替えできるの? 新調が必要?」——実際のところは、畳を見てみないと正確には判断できません。写真だけでは分からないこともありますので、ご相談いただいたらまずお伺いして、直接状態を確認させていただいています。
その上で、お客様のご予算やご希望に合わせた最適な方法をご提案します。「こうしなければいけない」ではなく、「こんな方法もありますよ」といくつかの選択肢をお伝えするようにしていますので、どうぞ安心してご相談ください。
同業の畳職人の方からのご質問も歓迎しています。施工上の判断基準など、現場で培ってきた知識をできる限りお伝えできればと思っています。
まずはLINE公式アカウントから、お気軽にメッセージをお送りください。畳のことなら、どんな小さなことでもお答えします。

いわき市平 小野畳店






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