畳替えのタイミングで「虫」を見つけて驚いた、そんなご経験はありませんか
「娘が出産で帰ってくるので、畳をきれいにしたい」「毛羽立ちが気になって、洗濯物をたたむとほこりが付いてしまう」——畳の張り替えを考えるきっかけは、ご家庭によってさまざまです。
そうしてお伺いし、実際に畳を剥がしてみると、虫や虫の抜け殻が見つかることがあります。この瞬間、多くのお客様が「畳の下に虫が湧いた」と驚かれ、「不衛生だから畳はもういらない」「畳があるから虫が出る」と、悲しい気持ちで畳を手放し、フローリングに変えてしまうケースを何度も見てきました。
けれども実際の原因の多くは、床下の湿気や換気不足にあります。畳だけが悪者にされてしまうのを見るたびに、畳屋として少し悔しい気持ちになるのも正直なところです。
「畳の下に虫がいる」は思い込み?実はどこの床下も同じ環境です
少し想像してみてください。フローリングのお部屋も、板の下は空洞になっており、環境としては畳の下とほとんど変わりません。
つまり「畳の下だから虫が出やすい」のではなく、「畳は剥がして中を確認できるからこそ、虫の存在に気づきやすい」というのが本当のところです。フローリングの下で同じことが起きていても、見えないだけで気づかれていない、というだけなのです。
正しく管理された畳は、決して不衛生な床材ではありません。むしろ湿度を調整し、呼吸をしてくれる優れた天然素材です。この事実を知っていただくだけで、畳への安心感が変わってくるのではないでしょうか。
畳店だからこそできる、防虫・防カビの正しい対策
Q. 畳の防虫対策には、どんな方法がありますか?
A. 畳専門店では、次のような施工でしっかり対策しています。
- 畳の内部に効果がある、畳床を包み込むタイプの防虫紙

- 畳の下に敷いて効果を発揮する、下敷き用の防虫紙

このような防虫紙を使った施工は、畳店だからこそご提供できるものです。当店では畳替えの際、こうした防虫対策施工を標準でご案内しています。
さらに当店では、東京都北区の八巻畳工業様が制作された「畳と虫の安心ガイドブック」を、いわき市の畳店として唯一取り扱っております。たたみによくいる虫の見分け方やチェックポイント、予防とお手入れ方法、困った時の対処法などがまとめられた一冊です。また、カビに関する独自のガイドブックもご用意し、施工後のお客様にお渡ししています。

畳を正しく知り、虫を防ぐことで、清潔で快適な暮らしを長く続けていただけます。畳のことで気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
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